【わかりやすい!】資産形成・投資入門者におすすめの本5+1選【脱初心者!】
いつもありがとうございます。
「積立投資」や「NISA」といった言葉を最近よく耳にしませんか?
近年、貯金に代わる資産形成として「投資」が注目されていますね。2024年からは新NISA制度が始まり、その影響もあって証券口座の開設数が急増しているようです。
そのような投資ブームを見て「自分も始めてみたい」「始めないとまずい」と感じている方も多いのではないでしょうか。そして、その中には、どこから手をつけてよいのか分からず、足踏みしている方も少なくないはずです。
現在の私たち資産形成世代は、学校でお金のことを学んできていませんので、そうなるのも無理はありません。自分で学ぶしかないのです。
さらに悪いことには、親の金融リテラシーの低さは、そのまま子どもにも受け継がれるとも言われています。
投資ブーム到来の今こそ、人生を変えるための一歩を踏み出す絶好のタイミングと言えるでしょう。
本稿では、資産形成・投資を学びたいと考える一般の方のために、厳選した5+1冊のわかりやすい本を紹介します。これらの本は、その道のプロが書いたものであり、信頼性と実用性を兼ね備えています。
ことばの意味
- 新NISA制度
NISAとは少額投資非課税制度のことです。2024年から新NISA制度がはじまり、非課税投資枠の拡大や非課税保有期間が無期限に延長されたりと、より投資しやすい環境になりました。
【おすすめ1】ジェイソン流お金の増やし方
投資を学ばなければいけないと思いつつも、内容が難しいと、つい目を背けたり、先送りしたくなるものです。
そこで一番最初に読む本としておすすめなのが、厚切ジェイソンさんの「ジェイソン流 お金の増やし方」です。
内容が投資ですので本来であれば難しい話になるのでしょうが、資産形成の基本となる考え方や、結局何をすればよいのかを楽しい文章で伝えてくれています。
もちろん資産形成の基本である、長期・分散・積立の考え方も記載されています。
ビジネスマンとお笑い芸人という2つの側面を持つ厚切りジェイソンさんならではの魅力が詰まっています。
もし、ジェイソンさんの本の中でも紹介されている楽天証券が気になる方は、こちらからチェックしてみてください。
【おすすめ2】本当の自由を手に入れるお金の大学
資産形成のために一番有効なのは、総合的なマネーリテラシーを高めることだと思います。
両学長さんの「本当に自由を手に入れる お金の大学」は、まさに総合的なマネーリテラシーの向上に最適な一冊です。
無駄な出費を削減し、収入を上げて、投資にまわす。
一般人が豊かな人生を得るための基本的な構造を全網羅的に学ぶことができます。
厚切りジェイソンさんと同様に、難しい内容を、一般人にも親しみやすいように楽しい内容にして伝えてくれています。
資産形成入門者は、ぜひ読んでおきたい一冊です。
【おすすめ3】ETFはこの7本を買いなさい
資産形成・投資の基本的なことが分かってくると、多くの方が次のような壁にぶつかるのではないでしょうか。
- どのような投資商品を購入すれば良い?
- 株式と債券、どのような比率で保有すればよいのか?
- 先進国、米国、新興国、国内の株式や債券、どれをどのくらい保有すればよい?
- 半導体、再生可能エネルギー、インバウンドなどのテーマ型はどうなの?
- 銀行業、海運業、不動産業などのセクターごとはどうなの?
このような悩みを解決するための一助となるのが「ETFはこの7本を買いなさい」です。
そもそもの「投資信託とETFの違い」や「アクティブファンドとインデックスファンドの違い」などの基本的なところから学ぶことができます。
厚切りジェイソンさんの「ジェイソン流 お金の増やし方」、両学長さんの「本当に自由を手に入れる お金の大学」を経て、本書まで到達すれば"脱初心者"と言っても良いのではないでしょうか。
例えば、銀行の営業に勧められる投資信託などに関して、その投資信託が本当に自分にとって価値があるものなのか、自分で判断できるようになるでしょう。
【おすすめ4&5】金持ち父さん貧乏父さん&教養としての投資
意識改革や投資家マインドの定着のために読んでおきたいのが「金持ち父さん 貧乏父さん」と「教養としての投資」の2冊です。
この2冊は、積立投資をはじめるための手続きの解説ではなく、考え方とマインドに焦点を当てており、普段は考える機会が少ない大事なことへの気づきを与えてくれます。
自分の時間を売って得る勤労所得には限界があります。起業家精神、投資家精神を持って行動することの重要性に気づかされます。
両書籍ともに迫力のある文章で爽快に描かれており、読み終えた後には心地よい興奮を覚えます。
【+1】チャート分析
資産形成の基本は長期・積立・分散投資です。実際には、チャート分析やローソク足の見方などの知識は、必ずしも必要ではないと考えています。
中には、チャート分析に基づく株価予想はまやかしだというような意見もあるほどです。
私自身も一時期、チャート分析に基づく短期売買に精を出していたことがありますが、真理は分かりませんでした。
しかし、実際に短期投資をするかどうかは別としても、教養としてチャート分析の知識を持っておくことは、無駄にはならないでしょう。
仮に短期投資を行う場合でも、分析に基づいて戦略的に動くのと、ただやみくもに取引を行うのでは、得られるフィードバックが多少なりとも違うと思います。
チャート分析を行う過程での様々な思考と、その答え合わせが、投資家としての成長を促してくれるのではないでしょうか。
チャート分析や、ローソク足の見方などに関する基本的なことを学べるのが、こちらの書籍です。
おわりに
ご覧いただきありがとうございました。
本稿では、資産形成・投資を学びたいと考える一般の方のために、厳選した5+1冊のわかりやすい本を紹介しました。
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筆者の記事関連経験
- 資産形成・投資歴 約10年