【簡単AI解説】ChatGPT-4o(オムニ)で画像を分析【実験結果】
いつもありがとうございます。
近年、AIが私たちの身の回りにどんどん浸透してきています。
身近なAIの代表格としては ChatGPT が有名ですが、皆さんは使用したことはございますでしょうか?
ChatGPTは、チャット形式で人間と自然な会話をすることが出来る人工知能(AI)です。例えば、質問に答えたり、文章を作成したりすることができます。
2022年にChatGPTの初版であるGPT-3.5がリリースされて以降、急速に私たちの生活に浸透してきました。
ChatGPTは当初、テキストだけしか扱うことができませんでしたが、2023年にリリースされたGPT4から画像を扱えるようになりました。
GPT-4は有料でしたが、2024年5月にリリースされたGPT-4o(オムニ)は限定的に無料で使うことが可能です。
そこで今回、ChatGPTの画像を扱う能力を試してみました。
【結論】すごい
画像を与えて分析をさせたところ、優秀な人間が、きちんと分析したような回答が返ってきました。
以下に、その実験結果を紹介します。
【実験内容/実験結果】
ChatGPTに与えた画像
ChatGPTに与えた画像はこちらです。
ChatGPTに与えた指示
「この画像から分かることを教えてください」
ChatGPTからの回答
このグラフから分かることをまとめます。
- データファイル名:
- グラフのタイトルに「データ - A.xlsx」と表示されていますので、このグラフは「A.xlsx」というファイルから作成されたデータに基づいています。
- データの種類:
- データは「項目A」というラベルで示されています。この項目Aに関する数値が月ごとに記録されています。
- 軸のラベル:
- **X軸(横軸)**には、各月(1月から12月)までのデータが表示されています。
- **Y軸(縦軸)**には「数値」というラベルがあり、データが0から1.20までの範囲で表示されています。
- データの傾向:
- 1月は最も小さい値(0.05)で始まり、3月に最初のピーク(0.94)に達しています。
- 4月から6月にかけては数値が減少し、その後再び7月(0.86)と8月(0.99)で上昇しています。
- 9月以降、数値は再び減少し、12月には0.39に落ち着いています。
- 月ごとの変化:
- 数値は一定ではなく、月ごとに変動があります。3月と8月が最も高い数値(0.94と0.99)を示しており、1月と11月が最も低い数値(0.05と0.26)を示しています。
グラフ全体から、各月ごとのデータが変動している様子が分かります。特に、3月と8月で数値が高くなる傾向が見られることが特徴です。す。
感想
AIが、きちんと画像を「見る」ことができている!ということを体感しました。
時代遅れの感覚かもしれませんが、驚きです。
感動すると同時に怖さも感じました。もうかなわない、という怖さ。
完璧な答えは返ってこないのかもしれませんが、用途によっては、現時点でも十分に実用に耐えるレベルだと感じました。
一方で、単純にAIがあれば良いということではなく、きちんとAIと対話するためには、対話の質を上げるために私たち自身の能力も重要です。
これまで通り、自分を磨いていくことは大事です。
同時に、AIに関する理解を深め、時代についていくことも、当然大事になってくると思います。
ChatGPTやAIに関する書籍も多数出版されていますので、興味があればぜひチェックしてみてください。
おわりに
ご覧いただきありがとうございました。
本稿では、ChatGPT-4o(オムニ)の画像を扱う能力に関する情報お届けしました。
お問い合わせやご要望等ございましたら、「お問い合わせ/ご要望」またはコメントにて、ご連絡いただければ幸いでございます。
皆様の人生がより一層素晴らしいものになるよう、少しでもお役に立てれば幸いでございます。