【相続関係】代襲相続とは?|ポテの学習メモ #019【FP3級チャレンジ】
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前回、各相続人の法定相続分を学習した。
今回は、またしても聞きなれない言葉 "代襲相続" を学習する。
代襲相続とは?
代襲相続(だいしゅうそうぞく)とは、本来相続人となるべき人(被相続人の子や兄弟姉妹)が死亡していたり、または相続権を失っている場合に、その者の子(直系卑属)が代わりに相続する制度。
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具体例
子が代襲相続するケース
被相続人(父)が亡くなった際、本来相続人である長男が既に死亡していた場合、その長男の子(孫)が代わりに相続する。
兄弟姉妹が代襲相続するケース
被相続人に子がいない場合、相続人は兄弟姉妹となる。しかし、その兄弟姉妹が既に亡くなっていた場合、その兄弟姉妹の子(甥・姪)が代襲相続人となる。
制限事項
- 子(直系卑属)の代襲相続は、孫、ひ孫と世代を超えて引き継がれるが、兄弟姉妹の場合は1代限り。つまり、兄弟姉妹の場合は、甥・姪までは代襲相続できるが、その甥・姪の子(大甥・大姪)までは代襲相続できない。
- 代襲相続が発生するのは、子(直系卑属)と兄弟姉妹の子(甥・姪)のみ。直系尊属(父や母)については発生しない。
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おわりに
直系卑属が優先されるのは、直感的に理解しやすい。
次回は、相続人に欠格事由などを学習していく。