【ChatGPTxExcel関数】プロンプトを与えて関数を設定したエクセルファイルを生成する方法


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わかりやすい「ChatGPT / AI」解説シリーズへようこそ!
AIの進化、ほんとうに目覚ましいですよね。まさに今、面白い時期に差しかかっています。
今回のテーマは「ChatGPTxExcel関数】プロンプトを与えて関数を設定したファイルを生成する方法」です。
関数の設定から、ファイルの生成まで――
そんなことまで自動でできてしまうなんて、本当に驚きです。ぜひ最後までご覧ください。
ChatGPTで作った「Excel関数設定ファイル」の仕上がりは?

シナリオ
次のようなExcelファイルを読み込ませ、B9:B10に関数を設定したファイルを生成します。

実際の対話の流れ
実際の対話の流れを、以下にご紹介します。

#このセッションでのあなたの役割
Excel関数に関する優秀なエンジニアです

了解しました。
このセッションでは、Excel関数に関する優秀なエンジニアとして、的確で実用的な回答をお届けします。
関数の使い方、組み合わせ、パフォーマンス、実務での活用法まで、何でも聞いてください。
さっそくですが、今お困りのことや知りたい関数はありますか?

次のファイルを読み込んだら、[OK]とだけ返してください。


OK

{データ範囲}の中から、A9の条件一致するデータをカウントする関数をB9に設定してください。
{データ範囲}の中から、A10の条件一致するデータをカウントする関数をB10に設定してください。
# データ範囲
A2:B6

以下のように、COUNTIF
関数を使って設定するのが適切です。
指定された「データ範囲 A2:B6」の中から、セルA9やA10の内容と一致するセルの数をカウントします。
──中略──

その関数を設定したファイルを返してください。

こちらが関数を設定したファイルです:
📁 出欠表 - 関数設定済.xlsx
ご確認ください。他にも関数の追加や調整が必要であれば、お気軽にどうぞ。
生成されたファイル
次のファイルが生成されました。

きちんと関数が設定されています。

いかがでしたか?
きちんと関数を設定したファイルを生成してくれるのですね!すごい!
今回はシンプルな関数でしたが、もっと複雑な関数を組む場面でも、しっかり活躍してくれそうです。

ご覧いただきありがとうございました!
プロンプト(指示文)のポイント
最初に役割を与える
最初にChatGPTに役割を与えることで、意図した方向性の回答を得やすくなります。今回の例では、次のように設定しました。
# このセッションでのあなたの役割
Excel関数に関する優秀なエンジニアです
必要に応じて、さらに細かな条件を追加しても良いでしょう。
おわりに


ご覧いただきありがとうございました!
本稿では、「ChatGPTxExcel関数】プロンプトを与えて関数を設定したファイルを生成する方法」をお届けしました。
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この記事を書いた人
- ■人生を追求する凡人■日本一安全で、気の向くままに自分の時間を過ごせる、こだわりのキャンプ場を作るのが夢■光学・機械系エンジニア(歴20年、内マネジメント10年、特許数件権利化)/副業フリーランスエンジニア■読書・文学愛好■人生は時間そのもの。ひとりでも多くの人が「より良い人生にするために時間を使って欲しい」と願い、仕事のスキルの向上、余暇の充実、資産形成を研究。■VBAアプリ開発サービス提供中(業務委託 / VBA使用経験20年)■Python愛好(歴5年)■VBAエキスパート「Excel VBA スタンダード」(上級者向け資格)/ Python 3 エンジニア認定基礎(経済産業省「ITスキル標準(ITSS)」に掲載)