【VBA関係】VBA(Visual Basic for Applications)のエラーには、どのようなタイプがある?|ポテの学習メモ #002

アフィリエイト広告を利用しています。
アイキャッチ画像

VBA(Visual Basic for Applications)のエラータイプの構造は、下図のようになっている。

VBAのエラータイプの構造

まず、大きく次の2つに分類される。

  1. 構文エラー(記述エラー、文法エラー)
  2. 論理エラー

論理エラーは、さらに次の2つに分類される。

  1. コンパイルエラー
  2. 実行時エラー

それぞれ、どのようなものなのかをまとめていく。

構文エラーとは?

構文エラーとは、記述エラー、文法エラーとも呼ばれ、VBAのルールに違反する記述をしたときに発生する。たとえば以下のようなケースが該当する。

  • 括弧の閉じ忘れ
  • スペルミス
  • 命令文の構文が間違っている

構文エラーは、コード記述時にエディター(VBE)が検知し、警告をしてくれるため、気づきやすい。

論理エラーとは?

論理エラーは、VBAの文法的には正しいが、論理的なエラーによって発生する。このエラーは、次の2つに分類される。

コンパイルエラーとは?

マクロを実行する前に発生するエラー。VBEがコードをコンパイル(機械が理解できる形に翻訳)する際に検出される。
たとえば、変数の宣言漏れや型の不一致などで発生する。

実行時エラーとは?

コードを実行して初めて発生する(気づく)エラー。たとえば、指定したファイルが存在しない場合や、ゼロ除算が行われた場合などに発生する。

まとめ

VBAのエラーは、「構文エラー」と「論理エラー」に分かれる。構文エラーは文法的な問題で、入力時に気づける。論理エラーは動作確認を通じて見つける必要がある。

この記事を書いた人

運営者・ポテ
■人生を追求する凡人■日本一安全で、気の向くままに自分の時間を過ごせる、こだわりのキャンプ場を作るのが夢■光学・機械系エンジニア(歴20年、内マネジメント10年、特許数件権利化)/副業フリーランスエンジニア■読書・文学愛好■人生は時間そのもの。ひとりでも多くの人が「より良い人生にするために時間を使って欲しい」と願い、仕事のスキルの向上、余暇の充実、資産形成を研究。■VBAアプリ開発サービス提供中(業務委託 / VBA使用経験20年)■Python愛好(歴5年)■VBAエキスパート「Excel VBA スタンダード」(上級者向け資格)/ Python 3 エンジニア認定基礎(経済産業省「ITスキル標準(ITSS)」に掲載)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です